ヘアアイロンは、今や女子にとっては必需品。
デートの時、女子会の時、ちょっとひと手間かけて巻いてあげるだけで、格段に女性らしさがアップしますよね?
そこで今回は、意外と知らない温度設定から、太さの使い分け方まで、巻き髪をふんわり仕上げるコツをスタイリストが伝授!
太さによって温度設定を変えて
今回は太さの違う2本を使い分け。右は太めの38㎜径、左は細めの32㎜径。太めのコテは、熱伝導が弱めなので、180〜190℃と高めの温度に設定して。反対に、熱が伝わりやすい32㎜は、150〜170℃と少し低めに設定すること。太い方は全体の土台作りに使って、細い方は、フェイス周りやトップの立ち上げなど、細かいパーツの仕上げに利用すると良い。
まずは、太い38㎜で全体のベースを
最初に、顔まわりを残して全体を巻き上げる。使用するのは、太めの38㎜径。クリップで留めながら、下から上へ、細かいパーツに分けて丁寧に巻くことで、表面だけではなく、内側からボチュームが出せる。
細いコテでフェイスラインを仕上げ
全体が巻き上がったら、最後に顔まわりを。カールが保ちにくい箇所でもあるので、細い32㎜径を使って、全体を巻いた時よりも、より少量ずつのパーツに分けて巻いていく。トップや表面も、ポイントポイントを細いコテで巻くと、立体感が実現する。
女子度満点! やわらかふんわりの巻き髪ヘアの完成!
細さの異なるヘアアイロン2本を駆使して仕上げるプロの技は、同じ太さで全部仕上げるよりも、奥行きとニュアンスが出て、こなれ感が実現。手持ちが1種類しかない人も、思い切って買い揃えて、アレンジ上手へのステップを踏んでみては?