妊娠中のカラーやすることに対して抵抗があったり、頭皮から薬剤が浸透して体の中に流れ込み、お腹の赤ちゃんに悪影響なのでは…と考えてしまうケースがあるようです。ですが今のところ医学的な見解ではそのようなことはなく、何の根拠もない迷信となっているようです。しかし、注意すべきポイントがいくつかありますので紹介します。

美容院に行ったら必ず妊娠していることを伝えましょう
妊娠中は身体が過敏になっています。カラー剤などからのかぶれを防ぐためになるべく頭皮に付けない様施術してもらうことをオススメします。また、カラー剤だけでなくシャンプー剤のにおいで気分が悪くなることもあるので、つわりの時期などは極力避け、体調の良い日を選ぶのをおすすめします。
座っている時間も2時間以上の事が多いと思います。座る椅子やシャンプー台等が自分に無理がないものか、事前に確認しておくのも大事です。シャンプー台ではお腹への負担も大きくなるため、シャンプー時間をなるべく短くできるかお願いしてみてもよいと思います。

市販のカラー剤での施術はなるべく避けたほうが得策です。市販のカラー剤は一般的に美容室で施術するカラー剤よりも刺激が強いものがほとんどです。特にカラー剤にはパラフェニレンジアミンという成分が含まれており、これがアレルギーを発症させる可能性があります。心配な方はパラフェニレンジアミンが含まれていないカラーを美容院で施術してもらうか、肌への刺激の少ないマニキュアや高品質なヘナでカラーするのもいいかもしれません。

デリケートな時期に気分転換も含めヘアスタイルやカラーを変えたくなることも多いと思います。
素晴らしいマタニティライフを送るために気になることは積極的に話し、しっかりと相談しましょう。そして、産後のヘアケア等も相談できる美容師さんを見つけられるといいですね。